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カーボン・マイスターの「チクチク人生劇場」

※現在、製作・販売業務は一切しておりませんのでご了承ください。また、再販予定もございません
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03.28.23:32

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  • 03/28/23:32

10.20.19:03

あれ・・・?

最近、オーダーメイドの記事を
たて続けに書いたせいか

問合せがいろいろと来ました

プリプレグ(ドライカーボン)が人気があるらしく
質問も多かったです

で、質問を受けていておもったのですが
もしかして人によっては
「ドライカーボンとウェットカーボンは別物である」
とおもっている人がいるのでは・・・という印象を受けました

結論から言うと、カーボンはまったく同じものです

ラーメンにたとえていうなら
味噌ラーメンとしょう油ラーメンの違いです

何が違うって 麺はおなじでも、スープが違うんです
当然ですが・・・

カーボンを麺とするならば

一般的なウエットカーボン製品というのは、主に
「不飽和ポリエステル樹脂」というスープを使ってます

それに対して、ドライカーボンと呼ばれるものは、主に
「エポキシ樹脂」というスープを使います

しかも「油そば」とか「ジャージャー麺」とか「皿うどん」みたいに
スープらしいスープがほとんどない麺類だとおもっていただくと
イメージしやすいかな・・・と

それだけのちがいです

使ってるカーボン繊維自体は、まったく同じものなんです
材料そのものは、たいして変わりないといっていいでしょう

ラーメンとちがうのは、製造工程で技法や設備にだいぶちがいがあるため
それが価格に反映されてくるわけです

話が若干飛びますが、よくリアルカーボンという言葉を使う人がいます
私には、あれが何の意味なのかよくわかりません

我々の業界にそんな言葉は存在しませんし
カーボンにホントもウソもありません

たぶん、カーボン模様のカッティングシートにたいして
本物のカーボンのことを言っているのだろうと想像しています

どうもカーボンというのは
ひとり歩きしやすい素材のようです

いったい、なぜなんでしょう?

複合材料であること、化学変化をともなうことなどが
わかりにくくさせているんでしょうか?


      *     *     *     *     *


 レッド&カーボン: http://carbon.art-studio.cc/
        または:  http://www.カーボン職人.com/
 

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