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カーボン・マイスターの「チクチク人生劇場」

※現在、製作・販売業務は一切しておりませんのでご了承ください。また、再販予定もございません
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04.20.12:12

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  • 04/20/12:12

10.20.21:37

マスターモデル

これまで、いろいろな人に指導する機会があったけれども
自分なりに感じていることがある

我々の仕事は、大別すると
マスターモデル、型取り、製品製作 
の3段階に分かれるのだが

このマスターモデルに関しては、できない人は
いつまでたっても、できないようである

いくら教えても、わからない人はわからないらしい

先日事故車の修理で板金屋さんと話をしたのだが、
「エアロぐらい板金屋さんなら、できますよ」と言ったところ、「ううん、絶対できない」と言われた

彼らは「面出し」ができるので、教えてあげればできると思ったわけだが
どうも別物のようだ。 形が理解できないらしい

私自身はできてしまうので、できない人の感覚がイマイチ理解できないのだが
なんとなく「方向オンチの人」と似たような印象を受ける

立体をとらえる能力、方向をとらえる能力、どちらもない人にはないらしい
私の場合は、頭の中でCGのように形をグルグル回すことができる

エアロのOEMの打ち合わせをしていると、つじつまの合わない要求をされることが多い
つじつまが合わないというのは、形が成立しないという意味だ

マスターモデルを作る場合、いったん頭の中できちんとイメージをしなければ
いつまでたってもゴールにたどり着くことができない

言い換えると、「頭の中で図面を引いてから、作業を開始する」という感じだ
いつまでもできない人は、どうもこれができてないようである

もしオーダーメイドをしたい場合は、自分なりに意見を伝えたら
あとはこちらにまかせてもらえば、それなりにまとめあげて完成させてしまうので心配はいらない

これまで何人ものプロ・デザイナーを相手にしてきたのだから


      *     *     *     *     *


 レッド&カーボン: http://carbon.art-studio.cc/
        または:  http://www.カーボン職人.com/
 

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