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カーボン・マイスターの「チクチク人生劇場」

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11.27.05:30

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  • 11/27/05:30

08.30.11:36

お迎え


きのうの「クローズアップ現代」で、死を間近に体験するといわれる
「お迎え」現象について特集していた

「死んだ親父が会いにきた」とかっていう、あれですね


その話、大やけどで瀕死の重傷を負ったレーサー
太田哲也さんの著書に詳しく書いてありました

実際に起こることだそうです


太田さんは著書の冒頭と、終わりの部分で
「黒いマントを着た老人」が出てきたことをつづっています

冒頭で事故の再現シーン
彼はクラッシュした瞬間から、音だけの世界へとなっています

・「カシャン」という音
・「ゴーゴー」という風の音
・「たちゅけてえ、たちゅけてえ」という子供の声
・そして現れた黒いマントを着た老人

太田さんは燃え盛るフェラーリの閉じ込められて
真っ黒こげで救出されました

本の真ん中は、繰る返される手術とリハビリの壮絶な日々

そして退院後のある晩、どうしてもあの「黒いマントの男」が気になって
夜中1人で、事故のビデオを検証するのです

「あのときの音は、いつどこで聞こえたのか?」
「あの少年の声はなんだったのか?」

そして、あの老人の出てきたタイミングを見つけるのです

レーサーならではの冷静な分析
死の淵にいた自分に起こる出来事を鮮明に描いています


太田さんは、その体験をしてから「死がまったく怖くなくなった」そうです

これは昨晩の番組で放送した
「お迎え体験」した人全員が、おだやかな心境になるのと同じでした


興味ある人は、読まれてはいかがでしょうか?
「死」というもののイメージがつかめるとおもいます

ついでにいうと、「痛みもまったく感じなかった」そうですよ


◆太田選手の事故 ※心臓弱い方は観ないでください


           

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