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04.09.14:50 ミスター回顧録・ガソリン編 |
思い出話です
突然、ある人物のことを思い出し
青春の思い出として、書き留めておこうと思い立ちました
以下、自分のメモみたいなもんです
18歳
アタシは社会人になるにあたって、仕事どうしようか・・・と考えていた
飽きっぽいからすぐ辞めてしまうだろうと、自分の性格を分析したわけです
というわけで、好きなバイクをひたすら乗り回す仕事
プレスライダーという職業に、ひとまず就くことにしたのです
(↑ この時点で、腰掛的考えだったことがわかるw でも
この自己分析は、なかなか的を得ていた・・・と、今になっておもう)
配属先は某テレビ局
1人配置転換で抜け、後釜にアタシが入ったというわけです
抜けた人はミスター。(のちにアタシが命名した)
寮が同じらしい
配属先の先輩たちは、「あいつには絶対かかわるな」と
声を大にしてアタシに言う
あとでわかったことだが
ミスターは、この中のT氏を中心にして追い出されたらしい
そんな政治的なことはまったくわからないアタシは
「いったいどんな恐ろしい人なんだろう?」と、ビビっていた
たまたま寮の食堂で寮長のイトーさん(直属の上司)と一緒にいたら
ミスターがあらわれた
ミスターは何も恐ろしいところなどなく、面白くてすぐ意気投合した
あとあとになって、T氏のほうがイヤなヤツだとわかる
そのミスターとは、その後何年間も公私を共にすることになる
ミスターと仲良くなってほどなくした頃
アタシが泊まり勤務の日にミスターがやってきた
「コンドー君、寝てる場合じゃないよ!」 と、いきなりたたき起こされた
「なになに? どうした?」
「ガソリンかっぱらいに来た」
「は?」
「は? じゃねーよ。シュポシュポどこだ?」
「へ?」
「へ? じゃねーよ! シュポシュポどこだよ!」
「あっち」
ミスターは毎月の給料を、1円も残さずキッチリ使い果たす男だった
月末ガソリン買う金なくなって、会社のバイクから抜き取ろうとやってきたのだ
ミスターはガソリン抜き取りの常習者だったらしい
アタシと仲良くなったので、他の人がいない泊まり勤務を狙って深夜やってきたのだ
ミスターは、小ワルなのだった
泊まり勤務のアタシは眠くて、また寝た
「コンドー君! ねーよシュポシュポ!」
また戻ってきた・・・
「じゃ、知らん」
アタシはまた寝た
「んもー! コンドー君ったら。。。」
そう言って、またバイク置き場のほうへ行った
静かになったので、アタシはぐっすり寝た
しばらくすると、外で叫び声がした
ぐおおおおおおっ!!!!!!!!!!!!!!
なにっ!? なになに???
アタシは飛び起きた
ミスターが水道のホースにぎりしめて、もんどりうってガブガブうがいしている!
ただごとでない模様
なんだ!? どした!? なんかあった!?
ガソリン飲んじまった! おえ~っ
?
パニクってる・・・・。
落ち着いた頃、ミスターに聞くと
シュポシュポがどこ探してもなかったので、なんとかなんねーか考えてたら
洗車用のホースが目に入って、ひらめいた
「ホースを切って、ストロー代わりにすればいいんだ!」
・・・と
1mくらいに切ったホースをくわえてガソリンタンクから吸い上げ、半分くらいで止める
そして自分の車に移す
これを繰り返せばいい・・・と
人間、せっぱつまると とんだアイディアがひらめくものだw
さらに、ミスターは知能犯だった
1台のバイクからたっぷり抜くとバレるので、数台からまんべんなく抜く
そうすればバレないのだ・・・と
実行に移したミスターは、作戦を遂行していく
シュミレーション通り、うまくいく
・・・・・・が
誤算があった
じれったかった
ちょっとずつ、ちょっとずつやっていくのが、だんだん
じれったくなってきたのだ
それがミスターの計算を狂わせた
ミスターは、うっかりガソリンを
飲んでしまうw
それがあの光景だったのだ
バカ笑いするアタシに、ミスターは
「笑いごとじゃねーよ! おえ~っ」
死ぬwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
カンペキに、笑いごとなのだったw
あとにも先にも、あんなヤツは現れてないww
* * * * * *
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Re:ミスター回顧録・ガソリン編
2013年04月09日火
コンドーさんの友達は個性的な人ばかりですw
ガソリン編ということは他にも色々あるという
ことでふねwww
Re:ミスター回顧録・ガソリン編
2013年04月10日水
ミスターは日々伝説です
ただ、書けないことばっかりなんで
かけそうな話題を思い出したら再登場しますw
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