11.25.07:56 [PR] |
01.07.12:46 実録・「女ののど自慢」 |
タイトルの意味がわからないジェネレーションは置いていきますw
先日、車庫借りたのでシャッターのカギを取りに
不動産屋さんへ行ってきました
1人で女性が留守番しております。正月なので、交代で出勤なんだとか
正月早々、アタシ以外客も来ないので世間話しました
話聞いてるうちにわかったんですが、その方 社長だったのです
彼女に質問してみました
「不動産屋さんって、楽しいですか?」
彼女は言いました
「生まれ変わったら2度とやりたくありません。いろいろやなこと多いから」
「へ・・・?」
じゃあ、なんで?っていう回答は質問するまでもなく
話好きの彼女のほうからしてきました
「昔横浜に住んでいて、3人の子持ちの主婦でした。
亭主が、無類のおねーちゃん好きで、仕事もおろそかになり、
仕方なく自分でパートに出ることにしました」
「最初、中古車屋さんの洗車の面接に行ったら断られました。
‘他の人よりキレイに洗って見せます!’と訴えましたが、ダメでした。
他にも面接受けたけど、落とされてしまいました・・・。」
「おもったんです。当時小学生の子供3人いたので、
その時点でダメだったのではないかと」
「・・・・・・・・・・・。」
「資格がないとダメだ!・・・そうおもいました。それで宅建をとりました」
「なるほど・・・。」
「それで不動産屋さんで働こうとおもって面接行ったんですけど
それでも未経験ということで断られました」
「・・・・・・・・・・・・。」
「こうなったら‘自分でやるしかない’とおもって、
実家に戻って自分ではじめました」
「最初なにもわからず、知らない不動産屋さんで聞いたり
見ず知らずのおじさんに聞いたり、手当たり次第聞きまくって教えてもらいました」
「は~・・・・・。」
「そしたらマンションの管理を任してもらえるようになって、
毎日そこへ草むしりとか行ったりしてました」
「そうこうするうちに、ポツポツ仕事をもらえるようになってきました」
「なるほど・・・。」
「私が稼ぐようになると、主人はますます働かなくなりました。」
「う・・・・・。」
「なので離婚を決意して、3人の子供を引き取りました」
「そうですか・・・。
仲介だけでやってたんですか? 資金かなりかかるでしょ?」
「いえ買取もやりました。そのたびに親に連帯保証人になってもらって・・・。
それがイヤなんで、銀行のすすめもあって会社にしました」
「なるほど・・・。会社なら社長の個人保証で借りれますもんね」
「そうなんです。なんとか従業員に給料払って
子供も大学に行かせることができました」
「すばらしい!」
「でも・・・・」
「でも・・・ なにか?」
「今度はガンになりました」
ガーン!
「抗がん剤治療で髪の毛が抜けて、カツラかぶって仕事しました」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「でも今は直って、3人大学行かせてます。えらいでしょ♪」
アゲイン
「はい。えらいです。 凄すぎです。。。」
アタシは「女ののど自慢」を地でいく女社長に、敬意を抱かざるを得なかった
長女は そんな母のため、医者になろうとしている
すばらしき家族愛に男泣き。
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