カーボン・マイスターの「チクチク人生劇場」

• 11/25/11:34

ミスターは周囲に非常に影響力ある男だった
彼の言動が、周りを汚染・・・というか、洗脳してしまうようなところがあった

ミスターと会社の寮の食堂で、ちょこちょこ顔を合わせるようになった
普通の世間話をかわしたある日のこと


当時アタシは、なんとなくHONDA党だった

そんなアタシに向かって断言する
「バイクはYAMAHAしかありえない」

彼は大のYAMAHA党だったのだ

YAMAHAの魅力をこんこんと語り、HONDAをケチョンケチョンに言うのだった


極め付けは、しぶとくHONDAがいいと粘るアタシに
彼はこう言い放った


「ホンダなんか阿部孝夫が作ってるんだぞ！

あんなデブが！」




たたみかけるように言う

「あんな高木ブーみたいなヤツに、いいバイク作れるわけねーじゃねーか！
 ヤマハは、シャケさんが作ってるんだぞ！」





｢････・・・・・・・・・・・・・・・・。」




※ ↓　あんなデブ




陥落・・・。

以来、アタシはYAMAHAのバイクに乗るようになった




P.S:
個人的には阿部孝夫さんの説く、「人間の感性に基づいたバイク作り」
の哲学が好きで、本持ってました。。。


　　　　　　　　　　　　

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• 04/10/16:05
• 日常的な話
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