02.01.03:06 [PR] |
01.23.12:11 アフリカツイン・アッパーカウル完成 |
ここ数日、天気が悪かったんで撮影できなかったんですが
アフリカツインのオリジナル・アッパーカウル完成です
モザイク入りw
オーナーに いちばんに見せてあげたいので、薄目でごらんくださいww
黒ゲルコート仕上げなんで、バランスは見やすいかと
まず気をつけた箇所は、「高さ」
スクリーン部分も塗装するので、前が見えません
私のバイクのスクリーンもカーボンで作っているのですが
あれは傾斜してるんで、特に気にならないのです
これは立っていて、なおかつ前方の離れたところにあるので、けっこう目障りでした
ラリーみたいに立って乗るわけでもないので、高さに気をつけないと
暴走族のロケットカウルみたいに、頭を横に出して乗らなければならなくなってしまいます
なので、またがって高過ぎないように気をつけながら決定しました
それと、ライト周りのデザイン
RVF400のデュアルヘッドライトです
目の周りってのは、どうしても個性を出したくなって、いろいろイジってしまうんですが
やればやるほど、ラリーのイメージから離れていってしまいました
やはりレースのイメージを残すのにはシンプルがいちばんで
あれこれイジったあげく元に戻して、ほんの少しだけキャラクターを入れました
女性の化粧にたとえれば、アイラインをうっすら入れただけです
なのでカウル全体の造形と、要所要所微妙に変化する造形味わっていただければ・・・と
あとは塗装とステッカーで楽しんでください
最後にステー
当初作る予定のなかったステーなんですが、自走するという話があったので作りました
ノーマルカウルとは異なり、メーターユニット下からとる仕様となってます
突き出た元のステーは、お好みでカットしてください
立ち上がったスクリーンなんで、風圧をまともに受けるんで
全体的に、しっかりとした作りになってます
こんな感じです
P.S:オーナー殿
エンジンいちどもかけてません
あとガソリン臭はしますが、今はたれてません
そんなところです。お楽しみに^^
* * * * * *
レッド&カーボン: http://carbon.art-studio.cc/ click please!!
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01.07.10:15 デザインする |
新たなデザインをするということは、頭の中にキチンと
そのイメージを浮かばなければいけない
ゴールが設定できなければ、ただ漂流しているだけで
延々と終わりはない
デザイナーというのは、そのゴールをきちんと持って指揮していくのが仕事だ
業界肩書きでいうとデザインディレクター
今回のアフリカツインをデザイン会社に委託したとたとえると
・オーナー (こんな感じにしたいとおおまかなイメージを伝える)
・デザイナー (オーナーのイメージを具体化する)
・モデラー (デザイナーに指示を受けて、立体化する)
・ファイバー屋さん (完成したモデルから、型取り→製品までを行なう)
このような役割分担で進行する
私の場合、全部1人でやるので打ち合わせがいらない
ただ1人、オーナーの希望を取り込むことのみ
会社勤めのとき、不毛な会議がものすごく嫌だった
手を動かしてナンボの商売だから、会議に時間をとられるのが嫌でたまらなかった
今回のアフリカツイン、オーナーの希望は
・スクリーンをラリー車のように立てて欲しい
・スクリーン部はFRPでよい
・RVF400のヘッドライトを使う
・細部はおまかせします
というオーダー
初めて組む相手は好みがわからないので、
なにが好き、なにが嫌い・・・みたいな志向を探って形を決めていく
デザイナーは、具体的に指示指示(Rを指定してきたりとか)できるけど
一般の人は、それができない
オーナーはKTMが好みのようだ
アフリカツインは、ゆるやかなRで構成されており
エッジの効いたKTMとは対極をなすものだが、スクリーン角度とか
KTMの要素を造形に組み込んで行く
一般の人は、完成品は評価できるが、中間工程で完成をイメージすることはできない
それができるのはデザイナーだけ
モデルには大きく分けて2つ。 レース用か、ストリート用か
レース用は簡単だ。目的がはっきりしてるからブレない
他の人とも目的を共有できる
しかし、ストリートはちがう
「好み」 という各人バラバラな価値基準をもっているからだ
レース用とストリート用は、女性にたとえると
「すっぴん」 と 「化粧した顔」 のちがいみたいなものと考えている
レース用はカッコつけるための飾りは一切いらない
キャラクターラインだの、飾りダクトだの、速さに無関係なもの一切必要なし
唯一制約のレギュレーションに落とし込んでいくだけ。悩みどころがないのだ
ストリートはそうないかない
薄化粧が好きな人もいれば、ガングロ濃厚メイクギャルに興奮する奴もいる
ガングロデザインといえばこんなヤツ
濃いですな~w
ついでにラーメンでたとえると、こんなヤツ
アタシの頭の中では
ガングロ・ギャル=らーめん二郎
ですw。 二郎女ww
話が大々的にそれました
まぁ、自分の中ではありえないシリーズとして、ひとくくりになってるという意味ですね
でも、好きな人はいる。たくさんいる
熱狂的に
自分のものさしで決めることができないのがストリートデザインの
難しいところ・・・という話です
ちなみにアタシは、長澤まさみさんがスキですw
「知り合いだ」という方いましたら、会わせてくださいw
あ、そうそう! 往々にして、
女性の好みって 車の好みに現れるもんなんですよ
車、とっかえひっかえするのも そうですwwww
これは、長年車業界にいた統計ですなw
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