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06.18.08:41 [PR] |
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05.18.15:03 アノ話 |
さっき機長と電話で話したら
「なに?葬儀屋いたんだって。全然知らなかった」と、言われた
「あぁ・・・ブログ読んだのか。いたっていってもバイトで3ヶ月いただけだよ」
そう、振り返るとたった3ヶ月
そして、あまりにも濃い3ヶ月だった
べつに思い出したくない記憶
そういうのって、テンションあがらないから話す気にならない
でも「最後は笑いに変える」が人生哲学なんで
酒の席のネタになった
偶然かかわった葬儀屋さん。ま、勉強になったわね
じゃあ、なんでなったという話をしましょう
20代終わり頃、レース屋家業を辞めたアタシはエアロパーツ製造で独立した
有名なドライバーのブランドだったので、作ったものは飛ぶように売れた
だがしかし、そこに落とし穴があった。売り掛けという商売のシステムだ
モノが売れてもお金が入ってこないのだった
きちんと期日に入金されればまったく問題はない
しかし、期日通り入金されたことはなかった
生産が追いつかないので外注2件使って量産をした
彼らには期日通り支払をする、当然だ
しかし、大元のショップからは入金がない
なんども催促して、やっと支払われる
支払がないと生産をストップするが、
「●●日に支払います!だから製品送ってください」
と言われ供給するも、その日に支払はなし
そういった状況が続いた
最後のほうは滞納しまくった挙句、6ヶ月先の台風手形を切ってきた
あれこれ資金繰りして外注に支払を続けるのは、もう限界だった
工場をたたむ決意をした
弁護士に相談して、なんとか残りの売り掛けを回収したが
なんだかんだ、手形が現金化されるのに1年もかかった
工場たたんだあと、ショックで‘もぬけの殻’になってしまった
働く気にもなれなくなっていた
毎日毎日、ぼんやりしている日々が続く
ある日、大型免許を取ったという福ちゃんが現れた
FRP辞めたらなにもないことに気づいた
自分も教習所に行って、大型免許を取ることにした
学生たちにまじって通う教習所は、気分転換になった
「免許が取れた」と、福ちゃんに報告すると
「その勢いで2種も取っちゃうといいッスよ~」と、言われた
ヒマなんで行くことにした
当時大型2種は試験場1発試験しかなくって、ものすごく難しかった
それに集中してたら、ぼんやりしなくなってきた
8回目の試験で合格。試験生活は終わった
「毎日ぼんやりしてるわけに行かないな・・・。仕事しなきゃ」
仕事をしようという気になってきてた
しかし、まだ本格的に動く気にならない。リハビリ期間が必要だ
折込チラシを見ていると‘リムジン運転手募集’の文字
リムジン→乗ってみたい 電話した
それが葬儀屋だった
「大型2種を持ってる」というと、「時給100円アップする」という
「葬儀がないときは、花輪の修理とか缶詰作りとかだね」
「じゃあ、お願いします」
次の日から通った。だまされてるとはつゆ知らず
飛び降り自殺があったと電話が来れば、死体を回収行く
葬儀の司会と営業以外、なんでもやらされた
葬式もいろいろあった
腐乱死体で顔見世できない・・・とか、仲が悪い夫婦だった旦那が死んだ葬儀とか、
片方が創価学会とか、ひたすら唄を歌うキリスト教とか
悲しいだけが葬儀じゃない。憎悪がからんだ葬儀も多かった
ホントいろいろだった
だまされた・・・とおもいつつも、来てる以上一生懸命やった
スタッフもいい人だったし
主任から「キミは葬儀屋に向いている!」とか言われたりして
毎日社員に誘われた
「いや いや いや・・・・全然向いてませんって!」
毎日断ったw
工場を閉めたショックから完全に立ち直った
リハビリにはよかった。ショック療法だねw
自分の全然知らない世界だった。勉強になった
葬儀屋にかかわったのは、こんないきさつからだった
この続きは酒の席でねw

「なに?葬儀屋いたんだって。全然知らなかった」と、言われた
「あぁ・・・ブログ読んだのか。いたっていってもバイトで3ヶ月いただけだよ」
そう、振り返るとたった3ヶ月
そして、あまりにも濃い3ヶ月だった
べつに思い出したくない記憶
そういうのって、テンションあがらないから話す気にならない
でも「最後は笑いに変える」が人生哲学なんで
酒の席のネタになった
偶然かかわった葬儀屋さん。ま、勉強になったわね
じゃあ、なんでなったという話をしましょう
20代終わり頃、レース屋家業を辞めたアタシはエアロパーツ製造で独立した
有名なドライバーのブランドだったので、作ったものは飛ぶように売れた
だがしかし、そこに落とし穴があった。売り掛けという商売のシステムだ
モノが売れてもお金が入ってこないのだった
きちんと期日に入金されればまったく問題はない
しかし、期日通り入金されたことはなかった
生産が追いつかないので外注2件使って量産をした
彼らには期日通り支払をする、当然だ
しかし、大元のショップからは入金がない
なんども催促して、やっと支払われる
支払がないと生産をストップするが、
「●●日に支払います!だから製品送ってください」
と言われ供給するも、その日に支払はなし
そういった状況が続いた
最後のほうは滞納しまくった挙句、6ヶ月先の台風手形を切ってきた
あれこれ資金繰りして外注に支払を続けるのは、もう限界だった
工場をたたむ決意をした
弁護士に相談して、なんとか残りの売り掛けを回収したが
なんだかんだ、手形が現金化されるのに1年もかかった
工場たたんだあと、ショックで‘もぬけの殻’になってしまった
働く気にもなれなくなっていた
毎日毎日、ぼんやりしている日々が続く
ある日、大型免許を取ったという福ちゃんが現れた
FRP辞めたらなにもないことに気づいた
自分も教習所に行って、大型免許を取ることにした
学生たちにまじって通う教習所は、気分転換になった
「免許が取れた」と、福ちゃんに報告すると
「その勢いで2種も取っちゃうといいッスよ~」と、言われた
ヒマなんで行くことにした
当時大型2種は試験場1発試験しかなくって、ものすごく難しかった
それに集中してたら、ぼんやりしなくなってきた
8回目の試験で合格。試験生活は終わった
「毎日ぼんやりしてるわけに行かないな・・・。仕事しなきゃ」
仕事をしようという気になってきてた
しかし、まだ本格的に動く気にならない。リハビリ期間が必要だ
折込チラシを見ていると‘リムジン運転手募集’の文字
リムジン→乗ってみたい 電話した
それが葬儀屋だった
「大型2種を持ってる」というと、「時給100円アップする」という
「葬儀がないときは、花輪の修理とか缶詰作りとかだね」
「じゃあ、お願いします」
次の日から通った。だまされてるとはつゆ知らず
飛び降り自殺があったと電話が来れば、死体を回収行く
葬儀の司会と営業以外、なんでもやらされた
葬式もいろいろあった
腐乱死体で顔見世できない・・・とか、仲が悪い夫婦だった旦那が死んだ葬儀とか、
片方が創価学会とか、ひたすら唄を歌うキリスト教とか
悲しいだけが葬儀じゃない。憎悪がからんだ葬儀も多かった
ホントいろいろだった
だまされた・・・とおもいつつも、来てる以上一生懸命やった
スタッフもいい人だったし
主任から「キミは葬儀屋に向いている!」とか言われたりして
毎日社員に誘われた
「いや いや いや・・・・全然向いてませんって!」
毎日断ったw
工場を閉めたショックから完全に立ち直った
リハビリにはよかった。ショック療法だねw
自分の全然知らない世界だった。勉強になった
葬儀屋にかかわったのは、こんないきさつからだった
この続きは酒の席でねw
* * * * * *
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Re:アノ話
2011年05月18日水
毎日、楽しく拝見させていただいています。
>この続きは酒の席でねw
ぜひ続きをお願いします。
自分も今、精神的に仕事ができない状態です。
参考にさせてください。
Re:アノ話
2011年05月18日水
字になると重いハナシですが、酒の席で職人さんの語り口で聴くと漫談です(^^)
Re:アノ話
2011年05月18日水
あの「チ●コ、ピ~ン!」の中村さんの話だよww
Re:アノ話
2011年05月18日水
なにげに、このブログほぼ毎日来てんだよね。
更新がないと、早く更新しろよ!なんて思ってたりして。。
電話の後、神社で現世利益の御祈祷してきたよ。
そのうち、酒の席に参上します。
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