カーボン・マイスターの「チクチク人生劇場」

• 11/28/08:33

近所の五味八珍で、たまにランチする
このあいだ、子供連れの集団がやってきて、店内が保育園みたいになってた


昔を思い出す。子連れで外食ってのは、連れてくほうもかなり気を使うのだ
「ここなら、いいかな～？」・・・みたいな


沼津駅前のイ～ラdeパークっていう商業施設＆高層マンションができる前
まぐろ料理専門店があった


息子が3歳くらいのころ、家族で入った。「ここなら、いいかな～？」って
チビッコ連れは、お座敷あるのが重要だったりする


娘は小学生になってたので、1人前たのんだが、
息子の分は、かーちゃんが自分のと取り分けにして注文した


それぞれ注文がきた。息子がわめきだした
泣き止まない


あとから、カーチャンの分析だと　1人前はそれぞれ四角いお盆にのってるのだが
息子には、「自分のお盆」がなかった。　それで泣き出したらしい


そうなると、もう止まらない
本人、なんで泣いてるのかすらわからなくなってしまう


さすがに困って、カーチャン息子を抱えて店外へ出て落ち着かせるも
戻ると、また大泣きする

いそいで食べて、外にいるカーチャンとバトンタッチ


息子は、さらにパワーアップ
体をよじらせて大暴れするので、かつぎあげた

まるで、釣り上げたばかりのカツオみたいに暴れる


急いでたべて会計済ませたカーチャンと娘が出てきて、
車を停めてある小林ﾊﾟｰｷﾝｸﾞへ向かう


3歳児かつぎ上げて走るアタシは、カーチャンと娘がいなかったら
まるで、人さらい


八福前の信号待ちが長い
大暴れする息子を落っことさないように頑張るアタシ


容赦なく暴れる息子は、アタシのメガネを吹き飛ばす



どうにか車に押し込んで、もう帰ろうと走り出すと

「ヤダー！　ごはんたべる～っ!!!!!」　

と、絶叫




もう2時をまわってしまった。飲食店は中休みに入る時間

「コンビニでサンドイッチでいいか」・・・と、カーチャンと会話すると


「ヤダー！　ラーメンたべる～っ!!!!」

と、絶叫


泣きやまない半狂乱の息子






うろうろして、やっと閉店間際の中華飯店を見つけて入ると
テーブル席に案内される


また叫ぶ


「ヤダー！　ﾀﾀﾐのとこがいい～っ!」

と、お座敷を要求



中休み直前に、無理に入れてもらったので　お座敷の電気が消されてたのだが

オバチャンが、　「い～のよ～、畳のほうがいいもんね～♪」
と、電気を点けてくれた


家族4人で、注文はラーメン1杯
バツ悪し


だって、さっきメシ食ったもの・・・・



ラーメンが来た。やっと落ち着きを取り戻す’伝説の男’



「ボク、おいしい？」

「うん」



ほかにだれもいない店内に、‘伝説の男’がすする
ラーメンの音だけが響いた



心やさしきオバチャンのいた店：http://zl750.exblog.jp/13685657/


あのときは、ありがとうございまっくすｗ



　　　　　　　　　　　

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• 08/30/12:26
• 日常的な話
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