忍者ブログ

カーボン・マイスターの「チクチク人生劇場」

※現在、製作・販売業務は一切しておりませんのでご了承ください。また、再販予定もございません
RECENT ENTRY RECENT COMMENT

03.04.19:24

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

  • 03/04/19:24

10.02.09:52

電子制御


アラゴンGPはポールポジションのマルケスが優勝

レース展開は毎回同様
ロレンソがスタートダッシュで後続を引き離し
それをマルケス、ペドロサが追う展開

ロレンソはガソリン満タンでペースが上がらないマルケスの前に出て
アドバンテージを築いて逃げ切りたい

追いつかれたらブロックないし
すぐに抜き返してマルケスの前をふさぐという作戦

マルケスはタイヤが消耗しても、変幻自在のライディングで
終盤ペースが落ちないライダーだから
ロレンソは絶対前に出る必要があるわけだ


そして今回ちがったのはペドロサがガンガン攻めて
マルケスに前に出て、ロレンソを追いかけた

ペドロサ君、悲運はそこから始まった





コーナー進入でフロントが切れ込んだマルケス
ブレーキを開放して立て直す

そのため進入スピードがペドロサより高く
追突しそうになりアウト側によけた。しかし軽くヒット


このとき後輪のトラクションコントロールのセンサーワイヤーが切れる




そうとは知らず、いつも通りアクセル全開にしたペドロサ
ハイサイドくらって臀部強打・・・。




ホンダの中本監督のかつて語った
トラクションコントロールに関しての話

-------------------------------------------------------------------------
タイヤはスピンがはじまって10%のところが一番前に進む
ペドロサは10%にセットしている

ケーシーは20%。基本的に使ってない
ミスしたときのフォローとして使っている
-------------------------------------------------------------------------


トラクションコントロールというのは
タイヤがスピンをはじめたのを感知して、点火を間引くシステム

だからペドロサは、立ち上がりで全開にしても10%スピンしたところで
ボ・ボ・ボ となって、それ以上のパワーは路面に伝わらない

今回そのワイヤーが切れてしまって、フルパワーが伝わってしまったのだ


電子制御の副作用だね


ケーシーは電子制御の廃止を訴えている人物

基本トラクションコントロールに頼ってない
ケーシーだったら転倒しなかったはず

モト2クラスだったら起きなかった事故



〔教訓〕

「ハイテクは 壊れたときには牙をむく」





       *     *     *     *     *     *



レッド&カーボン:  http://carbon.art-studio.cc/  click please!! ブログランキング・にほんブログ村へ
 

アクセス解析出会い

 
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
PR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
URL
FONT COLOR
PASS

TRACK BACK

トラックバックURLはこちら