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03.04.19:24 [PR] |
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10.02.09:52 電子制御 |
アラゴンGPはポールポジションのマルケスが優勝
レース展開は毎回同様
ロレンソがスタートダッシュで後続を引き離し
それをマルケス、ペドロサが追う展開
ロレンソはガソリン満タンでペースが上がらないマルケスの前に出て
アドバンテージを築いて逃げ切りたい
追いつかれたらブロックないし
すぐに抜き返してマルケスの前をふさぐという作戦
マルケスはタイヤが消耗しても、変幻自在のライディングで
終盤ペースが落ちないライダーだから
ロレンソは絶対前に出る必要があるわけだ
そして今回ちがったのはペドロサがガンガン攻めて
マルケスに前に出て、ロレンソを追いかけた
ペドロサ君、悲運はそこから始まった
コーナー進入でフロントが切れ込んだマルケス
ブレーキを開放して立て直す
そのため進入スピードがペドロサより高く
追突しそうになりアウト側によけた。しかし軽くヒット
このとき後輪のトラクションコントロールのセンサーワイヤーが切れる
そうとは知らず、いつも通りアクセル全開にしたペドロサ
ハイサイドくらって臀部強打・・・。
ホンダの中本監督のかつて語った
トラクションコントロールに関しての話
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タイヤはスピンがはじまって10%のところが一番前に進む
ペドロサは10%にセットしている
ケーシーは20%。基本的に使ってない
ミスしたときのフォローとして使っている
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トラクションコントロールというのは
タイヤがスピンをはじめたのを感知して、点火を間引くシステム
だからペドロサは、立ち上がりで全開にしても10%スピンしたところで
ボ・ボ・ボ となって、それ以上のパワーは路面に伝わらない
今回そのワイヤーが切れてしまって、フルパワーが伝わってしまったのだ
電子制御の副作用だね
ケーシーは電子制御の廃止を訴えている人物
基本トラクションコントロールに頼ってない
ケーシーだったら転倒しなかったはず
モト2クラスだったら起きなかった事故
〔教訓〕
「ハイテクは 壊れたときには牙をむく」
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