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カーボン・マイスターの「チクチク人生劇場」

もう天ぷらは勘弁してください
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10.20.19:05

アルミの話

カーボンファイバーは軽量化素材として
注目される素材だ

同じく軽量化の話で、必ず出てくるのが
アルミニウムである

クルマ好きの方は‘アルミ製’と聞くと
「おおっ」という反応を示す

ホンダNS-Xがいい例だ

実はこのアルミニウム、普段仕事で加工されている方は知っている常識だが
鉄の比べ、まったく強度のない素材である

一般的に‘アルミ’と呼ばれて市場に出回るものは
正確には‘アルミ合金’なのです

純度の高い いわゆる‘生のアルミ’は、グニャグニャで使い物にはなりません

アルミ合金でも鉄に比べると簡単に曲がってしまいますし
旋盤などで切削すれば、サクサク削れてしまいます。鉄ではこうはいきません

ではなぜ、強度面で圧倒的に不利なアルミは
スポーツカーなどに採用されるのでしょうか?

それは、強度を断面形状などで補っているからです

バイクでは、鉄の丸パイプのようなフレームはつくれません

エンジンの両サイドを一直線に通るような太いツインチューブが
アルミの強度不足を補ってます。ホンダは目の字の断面にしています

クルマのシャシーはハニカムサンドイッチ構造が採用されたりします
アルミハニカムサンドイッチは、イギリスがF3などで蓄えた技術です

鉄は板金すれば、結構元に戻ってしまいますが、
アルミでそれをやると、簡単にやぶけてしまいます

軽量素材ではありますが、強度を出すには素材特性をよく考えた上で
三次元で検討する必要がある素材です


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 レッド&カーボン: http://carbon.art-studio.cc/
        または:  http://www.カーボン職人.com/
 

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