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カーボン・マイスターの「チクチク人生劇場」

※現在、製作・販売業務は一切しておりませんのでご了承ください。また、再販予定もございません
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05.05.23:49

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  • 05/05/23:49

10.25.22:29

ガソリンタンクはどこ?

さて、2005'も最後の週となりましたね
年末年始休暇まであと少し、がんばりましょう

前々回、私のガソリン嫌いの話をしました
今回もガソリンつながりの話題でいきます

皆さんはF1中継とかは、ご覧になりますか?
ピットインでガソリンを給油しますね

さて問題です
フォーミュラカーのガソリンタンクは、どこにあるでしょう?

ちょっと考えてみてください・・・意外とわからないでしょ?
よろしいですか・・では正解です

右の写真をクリックして拡大してください
ドライバーの真後ろから、給油してますね

正解は「ドライバーの背中」です。正確に表現しますと
「ドライバーの背中とエンジンの狭い空間から、両太ももわきにかけて」となります

どういうことかというと、フォーミュラカーのガソリンタンクは
ガスバッグとよばれる、柔らかいバッグ状のものでできています

氷まくらみたいな感触のブヨブヨとした袋状のものが
背中から太ももにかけて、ボディの中に仕込まれているのです

ちょうどドライバーを囲むようなかんじです
クルマの中央に配置することで、運動性能への影響を最小限にしているわけです

運動性能には最適な配置ですが、ドライバーにとっては微妙な位置です

クラッシュ時には影響が少なくていいのですが、一歩間違えて引火した場合、
ドライバーは一瞬にして、炎につつまれてしまいます

10年前ぐらいに、コーナーバリアに突っ込んだフェラーリのG.ベルガー選手は
一瞬にして、炎につつまれてしまったことがあります

幸いマーシャルの消火が早く、大事には至りませんでしたが
火が出ても微動だにしないベルガーの様子に、冷や汗が出た記憶があります

狭い運転席を表現する言葉に「走る棺桶」という言葉を使う人がいます
もっと過激な表現をすると「走る棺桶・火葬オプション付き」・・・

クルマは見方を変えると、爆発物を積んだ恐怖の乗り物です
安全対策にやりすぎということはありません

メンテナンスは十分しておきましょう


      *     *     *     *     *


 レッド&カーボン:  http://www.カーボン職人.com/
        または:  http://carbon.art-studio.cc/
 

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