カーボン・マイスターの「チクチク人生劇場」

• 11/29/07:30

ドライとかウエット、またはリアルカーボンなど
一般の方の間で使われる名称が存在します

改めて注釈すると、これらは正式名称ではありません

逆に一般では使われない業界用語に
「樹脂リッチ」という言葉が存在します

「樹脂リッチ」・・・へんな言葉ですね

「樹脂が余ってる」
つまり「樹脂が多すぎる」という意味です

「樹脂は必要最低限に抑える」ことが重要です
これを進化させた方法がプリプレグ、いわゆるドライカーボンです

軽さのみならず、樹脂が余分についていると
変形などの‘悪さ’を引き起こします

たとえば雑巾をバケツから引き上げた直後は
雑巾はたっぷり水を含んでいます

そのあと、適度な濡れ具合になるまでしぼって使います

これはビチョビチョでもダメだし、カラカラでもダメです
みんな無意識に、ちょうどいい湿り具合まで調整します

ハンドレイアップ（ウエット）では、これが重要なのです

作業者が「すげえ、樹脂リッチ」と言われたら
腕の悪さを指摘されていることになり、バカにされていることを意味します


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　レッド＆カーボン:　http://carbon.art-studio.cc/
　 　　　　　　または:　 http://www.カーボン職人.com/
　

　

• 10/21/11:55
• 旧ブログ‘まぐまぐ’インポート記事
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