11.25.03:00 [PR] |
12.02.11:37 カーボン=強い |
最近のアクセス解析です
「市毛良枝」「後藤久美子」「壇蜜 尻」 とか入ってますね
あらてめて、「なんなんだ?自分のブログは」と考えさせられますw
最近は、自転車フレーム修理に関してすごく多いです
あらためてお伝えしておきますが、基本的に自転車は扱いません
知り合いから頼まれた場合のみ、例外的に対応しますが
扱わない理由は以前にも書いたので、簡単に言うと
めんどくせーからですw
しかしアクセス多いから
カーボンフレームについて、軽く触れておきます
車、バイク、自転車を趣味とされている方は
カーボンファイバーという素材に興味があるとおもいます
軽く、強く、高価な その魔法の素材に
で、ここで説明するのは、みなさんがお持ちの
「カーボンファイバー=強い」という幻想です
上記の表現は、やや荒っぽい
正確に言うと
「一定の条件下において、金属を上回る強度を発揮する」
ということです
なんでもかんでも「強い」というわけじゃありません
これを理論的に説明するのはむずかしいです
私は職人であり、強度計算や解析を生業としているわけではありません
強度を数値化して、客観的に説明することができません
そういうのは、複合材料を専門とする
大学教授にでも説明してもらうしかないですね
また、質問する側も
金属の強度計算ができるレベルの人じゃないと理解できないです
なので、ここで聞いたからと言って、いきなり
見ず知らずの教授に、しょーもない質問のメール送ったりしないように
カーボンを主とする複合材料は、いろいろな繊維を角度を変えながら
積層(重ねること)するため、強度計算は金属以上に複雑になります
そういった理由をご理解いただいたうえで
自転車のカーボンフレームについて、ふれておきます
私の説明は、あくまでも現場主義
色々なものの製作・修理をたくさん依頼されてきた
蓄積からくるものでしかないことをご理解ください
自転車というのはバイクとちがって、シンプルな乗り物です
(あ、最近の自転車乗りは、自転車のことをバイクと言ったりするので
ややこしいですね。ここでのバイクはオートバイのことです)
エンジンがあるわけでもなく、サスペンションがついているわけでもない
(ロードタイプの競技車両のことね)
バイクほどスピードでるわけでもないので
カウリングをつける必要もない
ならば競争において何が重要か?
脚力。そして軽量化
「勝つために1gでも軽くしたい」という方向に行くわけですね
ライバルに勝つために、ギリギリまで重量を削る
ちなみにレースの世界では
重量制限があったとしても軽量化の努力はやめません
最低重量を下回っても、ウェイトをセンター及び下側にセットして
運動性能を高めることができるからです
ということは・・・
競技用車両というものが
「危険ギリギリまで強度を犠牲にしている」
ということが理解できるかとおもいます
「負けるくらいなら死んだほうがマシ」
選手になれる人って、本気でそうおもえるクレイジー集団です
(本当にキチガイです)
命かけてもいい人は
選手と同じフレームを使えばいいんじゃないでしょうか
私、そういうの止めません
むしろ、そういうノリの人 好きですよw
ま、気をつけてね
* * * * * *
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