カーボン・マイスターの「チクチク人生劇場」

• 11/25/05:42

いつもちゃらけたことばっか書いていますが
たまには真面目に語ってみましょうか


このブログを見に来る人たちは
おそらく乗り物が趣味の方が多いとおもいます

車、バイク、自転車・・・　どれも楽しい乗り物ですね

趣味を持つ。大いに結構じゃないですか
憧れのマシンを手に入れる。大いに結構じゃないですか


しかし、これらの乗り物という趣味は楽しいものでありながら
一瞬にして、悲劇のものに一転するものでもあります


「スピードとリスクは抱き合わせ」
乗り物乗る人たちは、みんな知ってること

でも、どこまで肝に銘じていることでしょうか？

ブラインドコーナーで膨らんだその先は
「死」が待っていることだって、めずらしいことありません

公道でのミスは、命取りなのです

乗り物好きという人種は、アクセルをあける勇気よりも
アクセルを閉じる自制心をコントロールするほうが難しいのです


先日ツーリングに行きましたが、峠を走りながら
自分の能力の衰えを実感しました

「認知・判断・行動」
この一連の動作の情報処理能力の低下に、年齢を痛感したのです


乗り物好きは、オッサン世代が多いとおもいます
オッサンはお金持ってたりすると、最新型のバイクとか買ったりします

最新型のバイクは、性能・タイヤの進化で
高いアベレージまで連れてってくれます

が、悲しいかな　そこはオッサン
能力が向上ではなく、衰退していく方向です

「認知・判断・行動」が
物理的に追いつかない状況になってるかもしれません

「しまった」　そう感じた瞬間
目の前から永遠に光を失ってるかもしれません


鈴鹿で見た、車イスのW.レイニー
外側に90度ひらいた足を引きずって歩くM.ドゥーハン

何度も世界チャンピオンに輝いた2人より
名も無き平凡な人生を歩みながら、でも健康体の自分の方が
幸せだなあ・・・・と、引退後の彼らと自分を比較してしまいました


好きな趣味、楽しい趣味を
悲しいものに変換しない、させない

それは乗り物好きの使命でもあると、私はおもいます

車でも、バイクでも、自転車でも

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• 12/01/22:27
• 日常的な話
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