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カーボン・マイスターの「チクチク人生劇場」

※現在、製作・販売業務は一切しておりませんのでご了承ください。また、再販予定もございません
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02.03.02:06

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  • 02/03/02:06

11.27.11:44

トヨタは最高だね


まともに眠れないまま朝を迎え、きあ君と朝風呂に入る
つーか夜中も、寝れないから風呂入ってたんだけどw


高速に乗って、きあ君を四街道に送る。途中、吉野家で朝メシたべた
最近の吉野家って、ジャズが流れるんだね~(@@)


10時、きあ君とお別れ。たのしかったね~^^
そして、きょうはまちがえずに東京ビッグサイトへw


やっとたどりつきました。じゃあ会場内をざっとご案内しましょう


入り口のポールポジションはもちろん、大御所の帝人GHクラフトさん



日本No.1のカーボン・ベンチャー企業です。去年、帝人と合併しました


設計&加工技術屋さんです




このカラーリングと下回りパーツ群は、この夏アタシがつくったものです



遊んでばかりでなく、ちゃんと仕事してますからww


これは慶応大学のGPS制御の1人乗り電気自動車ですね
メインボディをGHクラフトさんが担当しました


なんでお前なんかが混じっているんだ・・・と言われそうですが
それは‘ただ運がいいから’ですww


先へ進みましょう























まぁ、今年は規模も小さく目新しいものはありませんね・・・



じゃあ何しに来たのかっていうと・・・コレを見に来たんです



レクサスLF-Aのカーボンシャシーが展示されるってんで来たわけです



なんとカットモデルで展示されてます





カメラを近づけて接写する人は注意されてました



アタシはガン見&記憶しましたが、みなさまのためにちょっとズームしてみますね




なんか背後に人気を感じて振り返ると、業界の重鎮・GHクラフトの木村社長・・・

無視するわけにもいかないのでご挨拶w
するとこの車体に関しての詳細を解説してくれました


こむずかしい技術の話はしませんが、これってなにがすごいかっていうと
たんなるメモリアル・カーではなく、10年後の量産車を見据えた技術を投入しているところです


しかもすべてトヨタ本社の内製。この会社の先を見据えた計画性のある経営に脱帽です
向かうところ敵なしかも・・・という印象を受けました


最前線の技術を感じたいという人は、ふところに余裕があればぜひ購入してください
これ・・・安いです。商売的にはトントン+α じゃないですか


「儲けよう」・・・ではなく、今後の技術を蓄積するための研究費としての投資車両とおもわれます


                                      

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11.07.11:10

RTM工法(レジントランスファーモールド)


ひさしぶりに仕事の話をしますw
先日、一般の方から問い合わせのメールがきました


「GT-Rのボンネットの一部が白濁してしまった。修理可能ですか?」
という主旨の内容です


で、書かれていた文章に 「RTM工法で、ドライカーボンなのですが」
・・・とありました


まずここで1つ目の誤解があります


RTM工法というのはハンドレイアップの発展系です。つまりウェットカーボンに分類されます
RTMでドライカーボンというのは存在しません


一般の人には、わかりにくいですね。しかしこれがまた次の誤解につながります


「じょじょにではなく、いきなり白濁してしまった」
写真が添付してありました


結論から先に言うと、それはクリアゲルコートがカーボンから剥離したための白濁のようです
つまり、変色ではない・・・ということです


なんらかの衝撃が加わったため、剥離して白く変色したように見える・・・
こういう状況です


もしドライが変色するとしたら、経年変化で黄緑ががった色になるか
衝撃で表面のクリア塗装がはがれて白っぽく見えるかの2通りしか考えられません


写真でクリア塗装でないことは確認できましたのでドライ製品ではないと確定
つまりウェットカーボン製品であるということになるわけです


ドライカーボンというのはゲルコート処理ができません
ゲルコート処理ができるのはウェットカーボンだけです


ここでは、RTMかハンドレイアップかどうがは問題ではなく
「ゲルコートが使われている」・・・という事実です


そして、「修理できるかどうか?」・・・という質問になるわけですが
結論は、部分剥離を新品同様に復元することはできません


補修の場合、妥協が必要です。予算と相談して検討になりますね
残念ながら新品同様の仕上がりを求めるならば、新品を買うしか方法はありません


そしてもうひとつ重要なことは、一定以上の衝撃による剥離現象は避けられないとうことです
そして、それが透明なため目で見えてしまう・・・ということです


人間の体に一定以上の衝撃の衝撃が加われば、骨折は避けられないのと同じことですね
まぁ人間は、自然に治ってしまいますけど。。。


こういう場合、あきらめて車体色にしてしまうのも悪くはない選択とおもいますね
私がこう言うのもなんですが・・・w


                                      

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