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カーボン・マイスターの「チクチク人生劇場」

もう天ぷらは勘弁してください
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10.21.12:03

レッド&カーボンは英国流

レッド&カーボン製品の発想のルーツは
実はイギリスにあります

それは「技術面での考え方」
という意味においてです

私が関わったレーシングマシンのカーボン製品は
そのほとんどがイギリス製です

具体的に名前を挙げるとローラ、レイナード、ラルト
この3社が基本になっています

そしてカーボン・コンポジットのイロハを教えてくれたSさんは
私と会う1年前まで、レイナードの従業員でもありました

彼が目の当たりにしてきたイギリス直輸入の考え方を
そのまま受け継いだのです

日本とイギリスではまったく考え方が異なります

イギリスでは勝つことが目的 どんなときもこの信念は揺らぎません
日本では勝つことが目的であっても見栄えのいいものを納めること
この文化もまた揺らぎません
(もちろん発注先は、そういう認識ではないとおもうけど・・・)

日本では、見えるとこすべて小奇麗にして納めると喜びます
納める方も、その方が‘通りがいい’ためそうします

たとえ上から塗装をするとわかっていても
そうします

カーボンファイバーを扱っていると本質のずれた要求をされることが多いのです
はたして、走るクルマは見栄え優先でいいのでしょうか?

勝つことを第一の目的として向上をはかるべきではないでしょうか?
生意気言うようで申し訳ないんですが、だからイギリスに勝てないんです

HONDAエンジンはF1で輝かしい記録を残しています
エンジンには‘見た目’という余計な要素はありません

それと数値とういうクールなデータが出るため
日本人には向上させやすいジャンルなのかもしれません

コンポジットは技術的なことを言うと、実はちょっとしたところで違うんです
その差が勝つか負けるかで大きく違ってくると感じています

具体的な内容は教えられませんけど・・・

イギリス製品は消耗品などは、ほんとにキタナイ作りをしてたりします
力の入れどころ、抜きどころがハッキリしています

日本では、見えない裏側のキズまでギャアギャア騒がれながら納品します
見えるとこすべて見栄えよく全力を入れます

これは日本で商売している以上、仕方のないことだとおもっています
私の顔がイギリス人なら受け取ってもらえるんでしょうけど・・・

うるさいこと言われながら作っても
いつまでたってもレースで勝てません。なんなんでしょう?

強度部材として使う場合のカーボンに
見た目の要求を混ぜてくる必要があるのでしょうか

私は日本人ですから、当然日本流の仕事もできます
しかし成約がないときは、本末転倒の仕事をしたくないので
イギリス流で仕事をします

見栄え優先なら「床の間に飾っとけ」
私は、本音ではそうおもっています


      *     *     *     *     *


 レッド&カーボン: http://carbon.art-studio.cc/
        または:  http://www.カーボン職人.com/
 

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